2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

第6回 千羽海崖トレイルランニングレース 2015

※大会HPより

2015.1.18
36km
累積標高2634m

【result】
4時間51分23秒
男子総合20位/424人中

今年一発目のトレランレース
前日は宿泊無しで、深夜2時半に大阪を出発


だいたい現地まで3時間半ほどとのことなので大阪からなら前泊なしは可能です
テントの手段もありますが1月は寒くてムリ


大阪からなら鳴門ICまで2時間
その後55号線で南下し日和佐町まで1時間30分ほどでしょうか

大会駐車場に到着したのは朝6時前
まだ真っ暗です
続々と車がやってきます
スポドリを買うのを忘れていたので自販機を探す
駐車場から200mくらいのところにあった!

※シャトルバスの写真

スタート会場までシャトルバスが6時から随時出発(最終は7:05とのこと)
約10分ほどで会場に到着


入り口すぐでスムーズに受付できました
スタッフの方も朝から笑顔で素晴らしい


ロングクラスの会場入り口です
続々とトレイルランナーが集結


参加賞は五本指ソックスですね
荷物を広げて準備をしていると

「おつかれさまでーーーす」

パイセン!!
スピードスターいちごパイセンもこの大会にエントリー
今年は表彰台を狙っているそう(すげぇ)

トイレなどを済ませて
7:00開会式が始まりました


なんと!
鏑木さんではありませんか!!
日本を代表するトレイルランナー鏑木毅
初めてのナマかぶちゃんに大興奮!
今回も鏑木さんが最後尾から3分遅れで猛追してくるそうです
(ちなみに昨年は最後尾から全員を抜いてフィニッシュ)

開会式が終わると
スタートまで残り10分でーす
慌ただしく荷物預け、トイレなどを済ませ
体育館外に出てみると
スタート1分前!!


急いで青い絨毯を踏んで出走チェックを行い
7:30 スタートーーーーー!!

さてここから毎度のごとくレース中の写真はほとんどありません
ケータイで撮ろうと思うのですが、いつもそれどころじゃなくなるのです

さてレースの舞台は千羽海崖
どんなコースかと言うと
以下大会HPより抜粋

徳島県海部郡美波町は太平洋に面した温暖な地域。そのために本大会は国内で最も早く開催されるトレイルランニングレースです。海から一気に聳え立つ千羽海崖(せんばかいがい)の上を通るトレイルをメインコースとして、ロングクラスとショートクラスの2部門を設定。今年からはコースを一部変更し、より海辺を意識できるコースにしました。ゴールはウミガメの産卵地として天然記念物に指定されている大浜海岸。その大浜海岸を目ざす、アップダウンが続く急峻な断崖上の厳しいコースです。

※大会HPより


いきなり斜面を駆け上がり
階段が続きます
後方からスタートしたのでランナーに声をかけながら少しずつ前に出ます

しばらくすると
青いウエアを着た良いペースのランナーと話しながら走ることに。
その方曰く
「序盤は絶対抑えた方が良いよ。今下ってる階段は帰りは登りに変わるからw」
話を聞くとその方は
UTMBも完走経験有りのサブスリーランナー
色々話に夢中になりながら走っていると・・・

グキっ

一瞬何が起こったか真っ白になりました
捻挫です
後ろのランナーも心配するくらいの捻り方をしてしまいました
しばし歩く

足に力が入らない
ヤバいかなぁ
ここでリタイアはキツいなぁ

なんて考えながら歩いていると
徐々に足首に力が入るようになってきたので走ってみると
意外に走れる

ペースは落ちましたが何とか復活です

そして第一エイド到着(折り返しでもここを通るのでエイドはここだけ)
モチやケーキなど色々とありましたが
まだ序盤なのでバナナとらっきょうを手に取る
水分は500mlと250ml持っていたのでまだ補給しませんでした

※大会HPより

ここからロードをしばらく走り、山を超えると、
今大会から新設された海岸を走ります
平坦ではあるが石ころや巨大岩石を乗り越えながら進むので、かなり疲労します
ただ景色は最高です
朝陽が射す太平洋を眺めながら波打ち際を走れるなんて、そう簡単には経験できないです(笑)


後ろを振り返ると最後尾からスタートした鏑木さんが!!
この海岸でついに抜かれてしまいました(結局4時間22分程でフィニッシュした模様)


永遠と海岸が続きます
景色は本当に最高なのですが、石に足が取られて思うように進めない
こういったアドベンチャー要素が入ったトレイルランは個人的にはツボにハマりました

またトレイルへ入って行きますが
何せ海抜0mまで降りているので登り返しがかなりきつい
しかも相変わらずの階段地獄

ここで先ほどの青いウエアのUTMBランナーに追いつきます
自分は調子が良かったのでこの辺りから徐々にペースを上げていきました

急勾配でないかぎり登りも走って前を走るランナーを抜いて行きます
始めから最後までこれくらいの走りができればもっと上位が目指せるのでしょうが
今の自分では確実に潰れます

小刻みなアップダウンにかなり苦戦しますが
ペースを保って攻め続けます
下りでは捻挫した足首に違和感を感じますが、走れないわけではないので無視(笑)
徐々にペースダウンしたランナーの数が多くなり、かなりの数を抜けました

最初のエイド地点に戻ってきました
給水、補給などをしながらおばちゃんとおしゃべりして気分転換
おばちゃん曰く
「ここから階段ばっかりやでー」
いやいや、さっきも階段ばっかりやったしもう階段には慣れっこですよ笑

ここからも階段地獄です(笑)
ときおり見える青い海と空に目をやりながら細かいアップダウンを制圧していきます
ここまでに摂取したものは
ジェル(savas)3本
塩タブレットが3つ
ポカリが500mlほど
ハンガーノックや脱水などの心配はなく身体は元気です
ただ階段で足にかなりのダメージが

ゴールの大浜海岸が山中から見える位置になるとショートクラスを走るたくさんの女性ランナーと合流します
声をかけながら自分にも喝を入れてラストスパート
不思議と足が動くのは坂好練習会のおかげですね
最後3.5kmほどはロードをうねうねと走って
大浜海岸へ


砂浜の上に赤い絨毯がひかれ、その上を通ってゴール!
確かTJARもこういうゴールだったような

先にゴールしたパイセンに写真を撮ってもらいフィニッシュ!!



4時間51分23秒
男子総合20位/424人中

タイムは分かりませんが、順位を見た時に予想以上に前にいたのでビックリ
結果もですがコースや天候、スタッフの方々の暖かい大会運営にめちゃくちゃ満足しました!

で、パイセンに順位を聞いてみると
2位!!
は?どんだけ〜?
4時間でゴールしてたみたいです
50分近く離されたのか・・・
さすが国際ランナー。次元の違いを思い知りました。


ほんとに楽しい大会でした!
フィニッシュ後はゴール近くのテントでうどんと温かいお茶を無料で提供してもらいました


1月とは思えない春のようなポカポカ陽気で温かく、青い海を見ながらゆっくりできたのも非常によかったです
温泉も無料券がついており近くのウミガメ荘で入浴できました
そして自販機でコーラ投入
これがうまい!!やっぱりコーラだわ!!

パイセンの表彰式が15時にあり、豪華商品をゲットしていたようです
羨ましい。来年こそは!!(絶対ムリ)


なかには鏑木賞なるものもあり、鏑木さんが登場して表彰をしていました
それにしても鏑木さん細いわー

その後はパイセンと別れ
帰路につきました

このレースに参加してみて自分は本当にトレイルが好きなんだなぁって実感しました
36kmほどのコースでしたが、ロードとは違いそこには変化がたくさんあり、一種の旅気分を味わうことができます
これが自分が本当に求めてるものなんだなぁと実感しました

とは言うものの
2月はロードづくしです
フルが2本にハーフが1本(笑)
トレイルやウルトラで旅を楽しむには
やはりロードでの訓練は重要です

3月以降トレイルやウルトラを楽しめるよう、2月のフルでは結果を残したいですね



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