2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

第2回 京都高雄マウンテンマラソン 2015

第2回 京都高雄マウンテンマラソン 2015


【概要】

《日程》
12/23(水・祝)
10:00スタート(制限時間3時間)

《天候》
くもり☁️(レース中)
平均気温 8.3℃
(京都府京都 気象庁ホームページより)

《コース》
21.0975km
累積標高 694m
(※いずれも公称値)




2014年 youtube 公式video

《result》
1時間27分11秒(avg.4'07/km)
男子総合26位/724人中

《温泉》
※太秦天神川駅より車で15分くらい

【まえがき】

昨年の第1回大会からもう1年ですか・・・。あぁ恐ろしい。ほんとにあっという間の一年でした。この1年でしたことって何だろう・・・

走る!以上!!(笑)

昨年走った時に、これほどのアップダウンのあるコースは他にあるのか?!と感激した覚えがあったので、参加料の高さに目をつむって今年もエントリー。ちなみに昨年走った時の様子はコチラです。とはいえ、久々のハーフ。ハーフなんていつぶりかいな…。調べてみると5月の小豆島オリーブマラソン以来です。ロードのガチンコスピードレースに出るのは実に半年以上ぶり。さて、どうなるやら…

【レース当日】

《スタートまで》
5:30頃
一緒に行くパルさんとミフィオを車で迎えに行き、京都へ向けて出発!

ガラガラなので車で1時間

6:45頃
太秦天神川駅近くのコインパーキングへ駐車


本大会はコースが自動車専用道路(嵐山-高雄パークウェイ)になっているため、会場まで車で入ることができません。ですので、会場入りするには太秦天神川駅のロータリーから出ている無料シャトルバスに乗る必要があります。この無料シャトルバスは7:00〜9:00まで随時運行しています。また、昨年とはバス乗り場が変わっていたので注意する必要がありますね。ちなみに先着100台は車で会場近くの駐車場まで行けるようですが、会場までマイクロバスに乗る必要がありますし、別途通行料として費用もかかるようです。(間違っていたらすいません。)

無料シャトルバス乗り場へ着くと、健康チェックリストに記入するよう紙を渡されました。昨年は確か無かったように思います。



7:40頃
バスへ乗り込みます。この時間は人も少なくガラガラです。



すると

パイセンきたーーっっ!!

8:05頃
会場入り。バスで約25分ほどです。


曇ってます

にーやん可愛いよ・・・

早速受付〜♪

焚き火がありがて〜
(甘酒と善哉が無料!)

パイセンに加え、レース前にたくさんの方に出会えました!まずは先月のフェアリートレイルで出会った中瀬さん!ハワイ帰りだそうです(笑)そして、氷ノ山で知り合い、フェアリーのブログにも登場したぶんさん(大槻さん)!ロードは苦手だそうですがどうせ口からでまかせでしょう。そして男性陣の中で紅一点!(ミフィオは男として数えます)村岡応援で知り合ったビワちゃんです!!笑顔を振りまいて男臭さを消してくれました♪


プティひゃっほい

記録を出す方(笑)

なんやかんやみんなでワイワイやってるうちにレース15分前。去年より参加者が増えたといえどぎりぎりに並んでも前方に並べます。しかし先頭に行く勇気はないので後ろから虎視眈々と狙う作戦でいきます。そして・・・


《レーススタート》


10:00
約700人のランナーが目の前にあるジェットコースターの発射台かのような坂へ向かって一斉に飛び出しました。
※レース中の写真は全てビワちゃんから頂いたものです。


まずは高雄口のゲートまで登って下ります。周りのランナーはかなりハイペースで登っていきますが、ここはじっと我慢。今回は12km付近の折り返しまでは抑えて、後半でごぼう抜きしていく作戦。登りきったところでgps時計を確認するとキロ5分ほど。それでもかなり呼吸が乱れそうな感じでした。よしよしこの調子。無理したらダメだよ。オレ。ここから一気に下ります。すると前方に見覚えのある後ろ姿が!あの丁寧なカリアゲ具合は絶対この人だ!!

カリアゲくんことパル彦

パルさんを見つけてしまったことで、ついついペースアップ。せっかくの作戦が台無しです(涙)アフォです。スタートして1kmちょっとで最初の計画がパーです(笑)とりあえずカリアゲ君のせいにしておきましょう。

高雄口まで降りるとここで1回目の折り返し。ちょうど三角コーンをぐるっと回ったところでパルさんに追いつきました!ここからスタート地点まで今走って来た道を逆走していきます。さっきは登って激下り。ってことは、激登って下ります(笑)一瞬当初の計画通りスピードを落とそうかと思いましたが、後ろからパルさんに追いつかれるのを恐れてしまいスピードを維持してしまう。そして前方にいる青いノースリーブのランナーがいいペースで走られているのでその背中を追うような形で走ってしまいました。

スタート地点へ戻ってくると、司会の方が実況をしてくれてランナーを盛り上げてくれていました。ここからまた登りが続きます。確かこの辺りで時計を確認するとavg.4'06/kmくらい。これはどうなんでしょう。速いのか遅いのか?!全くわかりません(笑)体感としてはまだ序盤なのでそれほど疲労感は無いですが、このままハーフを走り続けられるのか…。今考えるとやはりここでペースを落とす必要がありましたね。


ここで、またしても事件が!ん?!目の前に見覚えのあるランナーが走っているではありませんか。まさか?!一瞬人違いかと思いましたが、確かあんな格好で走ってたはず。そうです。

ぶんちゃん!

ぶんちゃんは氷ノ山の時に知り合った超速トレイルランナー。11月のフェアリートレイルでは1時間近く差をつけられ6位入賞されていました。その超が3つくらいつきそうな超速ランナーが目の前に!!ありえない!やっぱペースが速すぎたのか。。いや、ちがう!ぶんちゃんはロードが苦手なのだ(笑)無慈悲にもぶんちゃんをブチ抜きます(笑)バイバイキーン(笑)

しかしぶんちゃんを抜くことで抜き返されないようにしよう!という気持ちがまたしても芽生えてしまい、またしてもスピードアップ。ここからしばらくは後ろから抜かれるということはなく、徐々に前方にいるランナーに追いついていくような走り方をしてしまいました。完全に当初の計画と真逆の走りです。しかし、収穫もありました。ここ最近の練習で、下りは平地を走る時と変わらないようにしてつま先で走ることを意識していたのですが、それを本コースで実践することができました。

とはいえ、前半での飛ばしすぎによる疲労が蓄積していたのも事実です。面白いように続く登り下りを延々と走っていると、前方から折り返しを終えたトップランナーが先導車とともに走ってきました。はやい!明らかに普通の人とは違う走りです。後ろの集団とはかなり差が開いています。パイセンを探すが、いない。アレ?!そんなはずは。すると…

パイセン!!

あれれ??手でバッテンをしています!!昨年の結果からみるとパイセンも十分に入賞もしくは表彰台圏内だったのですが、今年はレベルが高すぎる猛者がかなりエントリーしていたようです。前半で追い込み過ぎたのかもしれません。しかしまだ笑顔なので後半に巻き返せるはず!パイセーン!!がんばれー!!自分にも気合を入れました。

約12km地点の折り返しまで来ました。ここのエイドには甘酒があります。しかしレース中は追い込み過ぎたのかすっかり忘れていました。反省です。甘酒をちょっとでも飲めるくらいの余裕を持って折り返しを通過するつもりが疲労でそんな事は頭からスッカリ消えていました。ちなみ、パルさんはここで甘酒を立ち止まって普通に飲んでいたそうです。エイドの方もビックリしたのか、パルさんが普通に甘酒を飲んでる様子を見て笑いを誘っていたようです。やはり経験値の高いパルさんはさすがですね。やはり心の師匠(友)だ。


折り返しのコーンをぐるっとまわると激登りが始まります。

やべっ…本気でキツい……

前半の疲労が一気に襲ってきました。心肺というよりも足に襲ってきた感じです。登れない…。明らかなペースダウンです。すると折り返しですれ違うランナーの中に、ナカセさんが!!彼は先月のフェアリートレイルで知り合ったランナーです。予想以上の速さにビックリしました。距離にして差は500mほどでしょうか。これはヤバい!

すれ違いはぶんちゃん、パルさんと続きます。ほとんど差はありません。気を抜いて失速すれば確実に逆転されそうです。しかし、そうは言っても登りで全く力が入りません。前を走るランナーともどんどん離されていきます。後ろからも足音が近づいてきて、抜かれる始末…

あーだめだ。そんな時すれ違う中に彼女、いや、彼が!!

ミフィオだ!!

一時はDNSも考えたほどの体調不良だったようですが、必死で走っていました!よく見ると手を出しています。

パーン

気合注入。ここで終わるわけにはイカン。頑張らねば。。しかしペースは落ちていますが後ろから抜かれる事のないよう必死で走りました。すると、これまたすれ違いの中に一輪の花が!ビワちゃんだー!!写真を構えています。

ひゃっほい(弱)

大反省ですね。こんな弱々しいひゃっほいは初めてです。声も喉から絞るようなかすれた声しか出ませんでした。情けないです(涙)しかしこうしてエールをもらって気合が少しずつ戻ってきたのは事実です。登りで遅れた分は下りで補いました。

なぜか下りでは不思議なくらい足が動きます。平地を走るようなフォームを習得できたのかもしれません。先ほど抜かれたランナーがみるみる近づいてきます。しかし、登りになるとだめです。馬力がありません。歩きたくなる衝動にも駆られました。あと15km地点あたりの登りで奈良マラソンの大会Tシャツを着たランナーに抜かれます。彼はかなり呼吸がキツそうでしたが、限界突破するような走り方に感動しました。

オレには彼みたいな根性や粘りがない。

しかし甘えてばかりではいられません。彼には負けられない!下りになると必死で追いかけました。そしてぶち抜く。登りがだめなら下りで勝負するしかありません。下りは全力で飛ばしました。

そんな攻防戦をしている間に徐々にスタート地点が近づいてきました。ここは下りなのでさきほど奈良マラソンのTシャツランナーに追いつきます。するともう一人の方に話しかけられました。

下り、めちゃくちゃ速いっすね

オレ「全く登れないんで下りで頑張るしかないんですよ

オレ「お先です。登りでブチ抜いちゃってください

こんな会話をしましたが、内心では彼らに絶対に負けられないという気持ちでした。勝つには逃げ切るしかない…。とにかく下りで逃げ切る作戦です。


約19km地点のスタート地点が近づいてきました。しかし疲労か徐々に下りでもペースが落ちてくる感覚があります。ヤバい。昨年はここでゴールだったのですが、今年は正確なハーフの距離に変更したらしく、スタート地点を通り過ぎて1kmほどを往復させられました。そう、ここからはスタートの時に体感したあのジェットコースターの発射台のような登り坂があります。最後の折り返しまで抜かれなければ勝てる!と思っていたのですが、折り返しをぎりぎりで奈良マラソンのランナーにぶち抜かれます。気持ちがきれてしまい、下りになっても奈良マラソンランナーに追いつくことができませんでした。完全敗北です。そして…

ビワちゃんの知り合いの方に撮影して頂きました♪

1時間27分11秒(avg.4'06/km)
男子総合26位\724人中


《フィニッシュ後》
奈良マラソン大会Tランナーと健闘を称え合いました。完全敗北ですが、彼がいなければもっと失速していたでしょう。少しお話しするとサブスリーランナーではないそうです。マジか…。あれだけ登りがめちゃくちゃ強いのにサブスリーランナーでは無いのか。。自分のスピードの無さが明白になりました。ロングばかり走っていたのでスピードが落ちている証拠です。彼とはまたどこかのレースでぜひともお会いしたいです。


その後は着替えて、無料で配られているぜんざいを食ったりしながら仲間の応援をしました。ミフィオは年代別4位とのこと。おしい!!

12:30頃
男女それぞれの総合表彰式が始まりました。続いて女子の年代別表彰式が始まります。名前を呼ばれた中にミフィオの名前が!!

え?マジ?!

なんと年代別は総合を含まないので表彰は1つ繰り上がって年代別3位!!

マジかぁぁああああ

3位なのにおおはしゃぎ(笑)誰よりも喜んでました(笑)

「帰れー!」「ひっこめー!!」
「なんでお前やねーん!!」

と全力で愛情をこめたヤジを送っておきました♪



動画はコチラ(音悪いです)

とまぁ最後のミラクルでレースは幕を閉じました。13時の無料シャトルバスで太秦天神川駅まで戻りました。ぶんちゃんとパイセンと一緒に駅前のカレー屋に入りました。

カキフライカレー大盛り

ぶんちゃんに年末の30日に京都一周トレイルを誘われました。ぶんちゃんの知り合いは猛者ばかりなので、ほんまに着いていけるのかブルブル震えが止まりません(汗)



【あとがき】




今日はクリスマスですね。あっもう日付が変わったから違うわ。セーフ(笑)そういえば、この前、弟(兄貴)のヴァイオリンコンサートがありました。兄貴の話はまた今度。そこにパルさんとミフィオが来てくれました♪ありがたいです♪

この3人はいつもランウエアかキャンプの格好でしか会った事がありません。このブログでもいっつも同じような格好ですしね(笑)しかし、この時ばかりはさすがにランウエアで集まるわけにもいかず、3人ともフォーマルな格好という奇跡が起こりました。最後に写真を載せておきます。

たまには真面目な時もあるんですよ。


このあと3人で初めてプリクラを撮りに行きました
その写真はあまりの破壊力のため
完全非公開です(笑)

コメント

むらさん さんのコメント…
RYOくん、今年はほんまに世話になりました。
大泉12時間走、村岡でご一緒させていただいた、むらさんです。
ブログ?記録?をいつも拝見し、その度肝抜くラン力(りょく)にいつも驚かされています。特に今秋のウルトラ3連発。すべてサブ10とは恐れ入りました。。私も練習してその域に近づきたいと思うけれども、あと10年若ければな、、とつくづく思います。
とはいえ、来年は村岡100に挑戦することに決めましたよ。今年66kmを走り終わった時は「こんなん二度と出るかい!」と思っていましたが、時間が経つにつれ、思い出は美化されていくのか、辛かった思いは忘却の彼方となってしまったようです。サブ10なんてのは100%無理ですが、今年あのソブで見たRYOくんの背中を手本に来年挑戦したいと思っています。
また、どっかの大会でご一緒することになったらひゃっほいしたいですね。ではまた来年もよろしくお願いします!
ひゃっほい太郎 さんの投稿…
むらさん、お久しぶりです!こちらこそ昨年は大変お世話になりました!今年もよろしくお願いします!!

村岡で出会ったことは昨日のことのように覚えてますよ♪あのときむらさんと一緒に走ることでどれだけ元気をもらったことか。(正しくは、出会ったおかげで歩くことができませんでした笑) そのおかげか最後まで走りきることができました!いやいや、あの走りなら100kmサブテンなんて余裕でしょう。来年は村岡で勝負ですね(笑)

ミナミの帝王という異名をもつむらさんと夜の街へひゃっほいしに連れてって下さい!今後ともどうぞよろしくお願いします!!