2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

第8回 小江戸大江戸200K 2018〈230K〉その⑥ 〜レースインプレッションB〜

第8回 小江戸大江戸200K 2018〈230K〉その⑥ 〜レースインプレッションB〜


〜レースインプレッションA〜
からの続きです

今回は補給とレースペースに関してお届けします_φ(・_・


何に食べ続けられるか

自分は食べれないと走れなくなってしまう残念な身体です( ;´Д`) ランナーによってはほとんど食べずに超長距離を走る方もおられるのでこればっかりは体質なんでしょう。ただやはり身体に蓄えられたエネルギーをうまく使いながら走る方がどう考えても効率的なので、後者の体質の方が超ウルトラを走る上で圧倒的有利であることは言うまでもありません。車で例えるなら前者がガソリンを食う燃費の悪い旧車、後者はプリウスのようなハイブリッドカーとも言えるかもしれません。

燃費が悪いというのは超ウルトラをする上で致命的かもしれません。んが、逆に考えると"食べ続けられれば走り続けられる"とも言い換えることができると思います。だから今回のレースでは走ることよりも食べ続けることに重点を置いたと言っても過言じゃありません(笑)ある意味フードファイター的思考です。

画像は特に関係ありませんw

とは言え、これまでの経験上、ただ闇雲に食えばいいってもんじゃありません。その良い例がちょうど1年前の小江戸大江戸200K。この時はエイドで出されるカレーやうどんなどをがっつり(時には大盛りで)全て平らげてました。しかし、これが後半になって思いがけないしっぺ返しとしてやってきます。食べたばかりでハイペースで走り始めると、胃がやられ気持ち悪くなり、何も食べれなくなってしまいました。その結果、大きな失速へと繋がっていきました(もちろん走力不足も大きく起因していると思いますけど)。

だから、

(あくまで)自分の場合、

食べる量ではなく如何にコンスタントに食べ続けられるかが重要になってきます。

そこで!

最後まで大きな失速をせず走り続けられたレースを思い出してみました。

ん〜
そんなレースあったかいな…



あれも失速…

うーん…

あれも失速したな…

あれも…



あ!

あった!!

ONTAKE100マイル!!

唯一、超長距離で最後まで失速しなかったレースかも。結果も総合3位という上出来な内容でした。この時の補給の仕方から学べることは多いはず。振り返ってみると...

・OSJのためエイド食はほぼ無し
・ジェル、エネルギーバー計16個
・菓子パン、バームクーヘンなど糖質の高い固形物を定期的に補給
・アミノバイタル6本

完走タイム17時間の中でこれらを定期的に補給していました。流石に後半は喉の通りが悪くなりますが、無理矢理でもパンを口の中にねじ込んでいたことを覚えています。少量ずつでも糖質の高いものを確実に補給し続ければ失速しなかったことは確かです(あくまで自分の場合)。エイドの充実していないOSJ大会だからこそ、エイドで食べ過ぎずに補給がうまくいったのかもしれません。

...

っちゅうわけで

今回は主な固形物として以下のものを用意しました。


ジェル ×16
ミニおはぎ3個 ×2
バターロール(ピーナッツバターを塗りたくったもの) ×6
高カロリー菓子パン(イチゴスペシャル) ×1


これらをおよそ10kmごとに1つずつ食べました。後半は流石に食べるペースが落ちましたがそれでも無理矢理ねじこみました。効果はあったんじゃないかと思います。
※身体に悪いので良い子の皆さんはマネしないように笑



レースペース考察


○○時間以内!!

などという大きな目標は立てずにスタートしました。もちろん順位に関しても。そりゃ1位になりたい気持ちはありましたがエントリーリストを見ても強豪揃いなのでこれについてはどうこう考えても仕方ありません。とにかく、昨年同様のハイペースで入ってどこまで自分の身体が耐えきれるのか、というか、それを乗り越えんかい!このタコ!!という挑戦でした。カッチョよく言えば自分との戦い。結果的には、思いっきり他のランナーとの戦いになりましたけど(これについてもレースレポで)。笑


以下、
昨年の自分とのレースペースの比較です。




2017 200K ひゃっほい2018 230K ひゃっほい
経過時間(A)区間ペース(B)経過時間(C)区間ペース(D)タイム差(CーA)
吉見(21.2)1:42:1804:501:47:4705:05+05:29
手島(32.7)2:42:1205:132:44:3404:56+02:22
浄恩寺(51.8)4:23:3505:184:18:3104:55-05:04
唐子(72.0)6:15:3805:336:01:4505:07-13:53
川越(91.3)8:08:5505:527:50:0705:37-18:48
成願寺(128.0)12:13:0606:3911:45:5306:25-32:47
こあしす(144.1)14:19:1007:5013:32:1106:36-46:59
おしなり(156.1)15:50:4307:3814:50:4206:33-1:00:01
秋ヶ瀬(189.9)20:25:3108:0818:27:5906:26-1:57:32
川越(204.2)22:23:3108:1520:02:0706:35-2:21:24
秋ヶ瀬(218.5)--21:44:1907:09-
川越(232.7)--23:17:5406:33-
〜5分台   6分台   7分〜


区間ペースをグラフにしてみると...




入り以外は全ての区間で昨年を上回ることができました♪( ´▽`) 50km以降は昨年のタイムより速く走っていることになります。つまり、230Kという超長距離にも関わらずかなり突っ込んだと言えます。100km通過タイムは以下の通り。

2017年 9時間13分
2018年 8時間50分

今年はサブ9で走っちゃってます(バカですね〜)。

そして、

大きく差が出ているのは128km地点の成願寺エイド以降。昨年はここからまともに走れる状態ではありませんでしたが、今年はペースを落とすことなく走れています。信号や歩行者が多く何度も立ち止まらざるをえない区間かつ地図を何度も確認しなければならない区間でペースを落としていないということは、走る時は結構なハイペースで走っていたことになります。これは意図的に速く走ったわけではありません。というか、ある事が起きなければここまでペースを上げていなかったでしょう。


ある事ってなんやねん?!


...すんまへん
これもレースレポで(笑)


さぁ次回からはいよいよレースレポをお届けします♪( ´θ`)ノヒャホーイ


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